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そろそろ遊んで居るのも

  • Tongie
  • 2017/08/25 (Fri) 01:17:37
限界かも知れない。
ここ数年、10年あまりかな、絶えず何かに追われているような気がしていて、そこからの逃避を繰り返してきた。
趣味を持たない、自信ではそれは欠点ではないかと、心のどこかが叫んでいた。
何か生きてきた軌跡を残さなければ、というような強迫観念とでもいうのか、いつの間にかそんな気持ちに追われてきた。
晩年、ということがさらにそれに拍車をかけているような気もしている。

元々おいらは実験的検討が、つまり発見とそれに伴う検証が科学の全てだ、とでもいうか、それが近代科学であるとの風潮の真っただ中で研究手法を学んできた。
しかし心の、というか現実を直視すれば、検証主義の限界を知っていた筈だと思う。
何時かこの検証主義の行き詰まりは、コペルニクス的展開によってものの見方に大きな変更が訪れる筈だとも考えてきた。

物理学者、中でもアインシュタインが空間や時間が絶対的なものではないことを示したその時点で気付くべきだったのかも知れない。
それは、今子供たちが夢中になっているバーチャルな世界。
バーチャルは、現実ではない、のでしょうか?
そもそも現実など、認識する者の、物理学的に言えば、観測者の視点でしかない。
そう考えれば、そのコペルニクス的展開も、何かワクワクする様な気持ちを持って見えてくる気がしている。
この気持ちは、そう、今逃げ回っている現実が、自身の中で思考上での終焉を表しているような気がする。

実験研究者は、実験施設がなければ、また実験を行う時間的余裕がなければ遂行できない。
政府や公的資金の出資は、そこの大前提を欠いている。霞を食っては生きられない。
実験施設などは小さくてもいいので、それは研究は物置でも出来る、と言ったその通りだと思うが、そこに費やす時間は確保しなければならない。その時間=金、それこそ時は金なりだ。

しかして、実験研究者は僅かでも施設が必要である、事と、そこに費やす時間確保が重要になる。
時間、というが、それは生半可なものではない。
四六時中、それこそ24時間戦えますか、の世界で、実験自体が非常に時間のかかる手順だから、しかもその実験結果が新な思考を生むという、悪魔な連鎖を生む。

これまで、それに固執し過ぎた。
思考だけで、それに伴う実験や実験的な検証がなければ、ただの遊び。
アインシュタイン自体は思考しかしない。それ故実験的検証が最も重要だと主張し続けたのだろう。
そうなのだろうか、という反論が自身のなかに今更出てきた次第だ。
実験的検証は不可能、という事象も今までの過程ですらかなり多く存在する。それは他の実験結果から帰納的に説明され、検証される。
それでもやり切れない点が多々残されている。
そこでは、現実は動かないもの、という絶対的な概念が存在するからに他ならない。
その点に疑問を持てば、先のワクワクする様な展開が、ボヤーっとではあるけれど、しかして壮大な世界が見えてくる気がしてきた。
所詮現実もバーチャルな世界の一つに過ぎないのかも知れない。

良いスキームービーを見つけました。

  • Tongie
  • 2017/08/18 (Fri) 13:53:01
懐かしい呼び名、「 SKI journal 」の編集のようです。タイトルは「THIS IS THE オーストリアスキー 」です。
公開は2016/04/18 になってますが、スキースタイルとしてはもうかなり古い様です。スキー技術が古い。
何れにせよ、これが私が思い描く楽しむスキーとほぼ同じです。
スキー技術としては、ごく当たり前で、通常のスキーヤーであれば誰でもあのくらいは滑れます。また通常はそれ以上の技術も必要ではないよ思います。
SAJバッチテストの1級がスキー初歩入門ならば、これが卒業です。
その間に何があるのでしょうか?
しかし、おいらが、指摘し、強調したいのは、その考え方です。
特に後半、解説が出てきます。
このインタビューでは、individual という言葉が頻繁に出てきます。
そう個々人の骨格や、身体能力に応じた、それぞれのスキーがあるのです。
まず骨格に腱がつき、その先に筋肉があります。骨格の形、腱のつき方は個々人で異なります。画一的に同じにはできないのです。

Re: 良いスキームービーを見つけました。

  • Tongie
  • 2017/08/18 (Fri) 13:54:48
美しいスキー?
それを言うなら、まず骨格です。これはトレーニングなどではどうにもなりません。
フィギャスケートでも新体操、シンクロスウィミングなでも、美しいという表現は、現在の基準の基本は、クラシックバレイにあるんです。
ここではまず、骨格が悪いというだけで入り口に入れません。その時点で落とされます。
さらに、競馬馬のサラブレッドのように、掛け合わせが行われるのです。今でもそうでしょうが、優れた男女に子供つくらせ、それを僅か3,4歳で取り上げて英才教育です。遺伝的な骨格や身体形状、身体能力などが重要だからです。

一方で、美しいという概念は価値観です。
それをスキーに持ち込むのであれば、入り口で阻む訳にはいきません。
そしてそれをフォーメーションで矯正するという考えも妥当です。自分の何処が特徴であるかを知ることも重要です。

Re: 良いスキームービーを見つけました。

  • Tongie
  • 2017/08/18 (Fri) 14:04:47
このムービー、よく見て頂きたい。
ギャップも谷ばかり滑るということに固執していません。空中に飛び出そうが、谷に落ちようが、重要なことは身体の姿勢、体勢を崩さないことです。
さらに、より高速な滑走を推奨しています。
スキー技術とは、速度と共に上がるものです。速度を恐れていては、何時までも上手くなれないのです。
一般スキーヤーでも、時速100km超程度は経験すべきです。そこで身体の遅れやターンの失敗は許されないという感覚、そういった体験が必要なんです。

前に、シャンツェでのトレーニングのことを、あるサイトに書いたことがります。
これは通常のギャップと違います。飛んでみると分かりますが、踏切は下を向いています。これが上に向かられ煽られていたならば、跳ね上がってしまい、特別なアクロバット的な訓練を受け、そこで高度な練習を熟さなければ、対応できません。
それでもノーマルヒルの大きさになれば、恐らく大き過ぎて、全く対応できないでしょう。
下を向いている。踏み切ればスキーが風に乗り、そのまま滑空できるそうです。
風に乗る感覚は、ジャンプの選手は飛び出した瞬間、踏み切った直後に、すぐに分かるそうですが、もちろんおいらは経験していません。
しかし普通のスキーではそうではありません。より早く雪面に着くように体を落とし、滑空時間をできるだけ小さくします。しかして、落ちてからの方が遥かに高速になります。これもスキーとは、雪面を滑るものだという経験になる筈です。空中の方が速度は遅いのです。感覚的には凄く遅い。
その間、クロウチングスタイルをかっちりと、もちろん空中に飛び出してもですが、それを維持しないと風に持っていかれ、無残な落下、転倒になります。
しかし、私が知る限り、このトレーニングに失敗した者はいません。
なお、ジャンプ競技で着地(着雪?)の際、テレマーク姿勢を評価対象にしますが、これは、テレマーク姿勢が次のスキーを行う基本姿勢だからでしょう。飛んでで終わりではない、という意味でしょうね。

滑降なども昔は、高速でイレギュラな雪面をこなす設定がなされました。
雪面にスキーが持っていかれる選手は、そこを立って通過できません。雪面にスキーが着いていようがいまいが、かっちり姿勢を安定させなければ通過できないのです。
こういった面がスキー訓練には重要だと思うのです。

Re: 良いスキームービーを見つけました。

  • Tongie
  • 2017/08/18 (Fri) 14:06:15
これは年配者にはできないでしょう。身体能力に限界があるからです。
おいらも今からスキーを覚えようとする初心者ならば、絶対にできません。
しかしスキーが上達したいという十代の子供にはやらせるべきです。
SAJスキー教師には、それが必要だという自覚がないんでしょうね。
スキーを知っているというならば、こんなスキーは何時でもできるので、別なトレーニングを目指せ、という助言をするのが教師だと思うのですが。

オーストリアスキーに話を戻せば、そこではスキーを教えようとする対象者に対して、将来の可能性を担保しようとしていることが分かります。
全くに独り善がりなスキーを強要しようとはしていません。このごく当たり前のことが重要なんです。スキーを覚えようとする者には、皆、スキーを楽しむための、その先、つまりは将来があるのです。
SAJのバッチテストとその教習にそれがないように思うのです。
おいらには、延々と、それこそ技術選とやらまで、こうやれと稚拙で狭いしかも理に適わない概念で、ただ無意味に強制しているようにしか見えません。

雪国

  • Tongie
  • 2017/08/07 (Mon) 20:16:01
おいらは札幌生まれ、ということになっている。もちろん謄本上も、札幌生まれになっている。

札幌の緯度は、ヨーロッパの主要都市、アメリカのニューヨークやシカゴなんかも、僅かに南になり、函館から青森位か、何れにせよかなり近い。東京や、まして名古屋とは気候が全く異なる。
そんなヨーロッパやアメリカの風景を、ドラマや映画でよく見る。つい懐かしく感じる。
特にニューヨークの冬は、よく出てくる。
札幌より雪は少ない感じだ。函館くらいかな。

おいらは神経系統に僅かな疾患があるらしい。
またそれとシンクロするのか、末端部の血行が悪い。
つまり寒さに弱い。
なので、寒冷地の札幌には住みたくない。でも、そんな風景を見ると、ふっーと帰りたい気がする。
スキー回帰も、そんな望郷に思いが反映されているのかも知れない。

Re: 雪国

  • Tongie
  • 2017/08/09 (Wed) 02:05:01
しかして・・・・母の言う通り、雪は戦いなり。
年老いて雪国で暮らすことは容易ではないのだ。

自宅で、老人だけになってしまうと、雪かきができない。
雪のない地域の人は、雪かき、などというのんびりした表現に、勘違いをするかもしれない。
雪かきと言っても、狭い宅地に降る大量の雪は、除雪、つまりどこかに排雪してこなければいけない。
これは重機か排雪機が要る上、それを運ぶダンプカーも要るから、業者に頼むしかない。
当然費用はバカにならない。
昔友人とその友人の祖母のたっての願いで、その祖母のお友達宅の徐排雪を2万円という破格で引き受けた。
その雪の量も多いが、敷地が狭く、隣家と争いになりかねないほど積もっている。
敷地が狭く重機が入れない所も多く、作業は3人でまる一日かかり、4tダンプで5,6台分も排雪した。
これが3人の人件費や、重機、ダンプカーの燃料費、損料などを計算すると、5万円でも完全に赤字になる。
2万円は、燃料費程度である。無給のボランテェアに近い。
概ねそういった救済がなければ、老人の戸建て一人暮らしは成り立たない。こんな大仕事をボランテェアで引き受けるものなどは殆ど居ない。行政などにより組織的に動いたとしても、大都会などではごく一部しか手が回らないために、やれる行政体の規模と危機状況は限られる。

北海道という寒冷地は、上越や東北の都市部とは異なり、そればかりではない。氷点下で凍り付いた道路は普通に歩いていての転倒の危険もある。年寄りは、それを必死に回避しようとしても避けられない場合も多い。

雪のない地区に住んで、雪国への想いは、望郷などという生易しい話では、現実味がない。
遠きにありて想ふもの、か。

実際に、真冬のスキー場に行くことを考えてさえ、駐車場で凍り付く自動車のことを思えば重い気持ちになる。

贅沢を言えば、夏は札幌、冬は沖縄、通常は交通の便が良く、暮らしやすい名古屋にそれぞれ住むのが理想かな。

ひと段落

  • Tongie
  • 2017/08/04 (Fri) 00:09:32
後は、自動車のタイヤなどの装備があるだけかな。
ここで、シーズンまでの四ヶ月間はスキーを忘れることにして、仕事に専念します。
仕事、退職後を睨んでいます。
今の馬鹿げた、将に不毛としか言えない仕事?にはできるだけ早く、と言っても定年退職までは居るけど、その後はさっさとお別れして、本来のするべき仕事をしたい。
空き時間は多いので、その後の準備を始めてもいい頃です。

最近、よく思うことは、科学の変革期が間もなく起こるということ。
それは必然で、起きてしまえば当然な筈です。
どう起こるかは、もちろん想像するのは限界があるけど、検証主義は相当幅の広いものになると思う。

それでなくても、いい加減理科学の教育での方向を変えなきゃね。
あまりにも無駄なことをやり過ぎるから、現況や将来に即応したものが必要だと思う。
国立大学から文系廃止という話があった。
何をバカな、とその際は思ったけれど、もう少し深く考えるとそこで言っている文系とは何か、だよね。
所謂、欧米で言うサイエンスとリベラルアーツを分離するということかもしれない。
今の大学の文系、理系という分け方は如何にも変だし、全く時代に合ってない。
そう考えれば、おいらの母校が理工学部でありながら、大学院専攻科が20近くある。これは学部の学科よりもかなり多い。
しかも経済学や経営などまでも含めつつあり、さらには医学生理学系、心理学、神経系統の情報伝達系までも含めるかも知れないという予測ができる状況になっている。
つまりサイエンスの総合、統合までも視野に入れているようにも思われる。
そうしてみると、その基礎となる理科学の変更は、高等学校は元より、小中学校にまで及ばなければならない。

これは当然というか必然だ。
その方向で、いろいろ今おいらにできることを整理していきたい。
今まで、研究検討に拘ってきたけど、何も完成させるどころか、手も付けられない状況が続いた。それは理科学のしかも実験的検討を念頭に置いてきたからで、そこを離れればやれないことはない。
その意味では、おいらの最初で最後の仕事ということになるかな。
そう、最近になって、人間至る所に青山あり、がやっと分かりかけてきた気がする。10年遅いけれど、天命を知る、かな。

Re: ひと段落

  • Tongie
  • 2017/08/05 (Sat) 03:40:12
そもそも、おいらは他人より10年遅れているのです。
ただ、認知症などの老化は他人より10年早いかも・・・
頭が壊れてきたら、それはそれで運命、天命です。
サッと諦めて、隠居生活にします。
流れに逆行しても、ダメなときは駄目なものです。

Flex 100

  • Tongie
  • 2017/08/02 (Wed) 14:39:09
かなり柔らかい、というよりグニャグニャですね。
このグニャグニャが、スキーを着けた際にどうなんでしょう?
速く試したい感じです。
前方向には柔らかいですが、サイドウォールはしっかり感がありますので、ちょっと期待しています。
ギャップがきつくても足首が自由であれば、その雪面からのエネルギーというか力を分散させて、強い衝撃を緩和してくれます。
しかして、このブーツはやはり、初心者から中級者用というのではありません。
前に対しては柔らかいですが、フィット感や締まりはかなりいい。
やはり予想した通り、インナーブーツは出来がいい。
かなり薄く、LABと呼ばれる現在のインナーブーツに近い感じです。
これだけでもお買い得でしょう。
このインナーブーツからも、初級、中級向けとは思えません。

Re: Flex 100

  • Tongie
  • 2017/08/03 (Thu) 00:23:52
改めて、もう一度きっちり履いてみると、足首の前傾だけはグニャっとするんですが、足先の幅も広くはないしサイドウォールも柔らかい訳じゃありません。
このブーツなぜかはっきりこれだというデータが見つかりません。
しかし、感覚ではフレックは恐らく数字の通り100でしょう。リストは98かもしれない、と思うのです。足先の締まり具合はかなりかちっとしています。
前方向の自由度だけが大きいというのは、おいらの使用目的には最適かもしれません。

Re: Flex 100

  • Tongie
  • 2017/08/04 (Fri) 18:57:22
で、結局何処のブーツがいいの。
自問自答ですね。
一番反応がいいのは、やっぱりSALOMON X-MAX130 でしょう。
次に、なんと HELD The-O type-X かな。値段が5倍も違うのにね。でも、細部に渡ってSALOMON の出来は HELD の比じゃないですね。
次に、やっぱり、HEAD Challenger 130 かな。またスキー着けて履いてないけど、全く当たらないしね。

ATOMIC RedStar Pro120 もいいね。ただ半端なフレックスで、使い道はどうなのだろう。
今まで通り、SALOMON に疲れたとき、ソール長が同じなのでビンディングの調整が要らばいから、すぐ履き替えられる。

さて、Salomonの100。
期待が膨らむけど、それを試しに室内スキー場にでも行ってくるかな。
まぁこいつを試すのは、急斜面のギャップだらけで一気に攻めまくってみるしかないですね。


Re: Flex 100

  • Tongie
  • 2017/08/04 (Fri) 19:03:51
お爺ちゃん、ちょっとファッショナブルですよ。
ブルー・イエロー系・・・シックな大人のブラック。
そして蛍光のイエローグリーン。
スカイブルーのヘルメットと、コバルトブルーのゴーグル。
このヘルメット、レイバンのクラシックが似合いそう。

ピステと不整地

  • Tongie
  • 2017/07/30 (Sun) 07:21:19
ゲレンデスキーでは、時にピステでは、通常、足の僅かな動きや感覚に忠実で速い反応が必要で、それ故レスポンスがいい締まった硬い靴が必要になる。
足の僅かな動きも即座にスキーに伝わる靴を履くということは、ギャップなどによる激しい雪面の変化がある場合、スキーの多方向への変化が激しく。その変化が今度は逆に足に伝わり、足の方を煽ることになって、それが姿勢に影響してバランスを失う。
それを防ぐために、できるだけスキーが多方向にばらけないように滑らなければいけない。
だからスキーが雪の面から頻繁に離れても、姿勢を保って滑る。
不整地を滑るということは、例えばギャップの多い起伏に富んだでは、それも限界があるので、スキーに足が煽られて足の疲労が際立つ上、その疲労が重なるとバランスを崩しかねない。バランスを崩すと余計にスキーのコントロールを失い、スキーがいろいろなところに持っていかれる。
従って、そういう不整地では、逆に雪の面からスキーを介して伝わる力を和らげる必要もある。
端的に言えば、鋭敏なスキー靴は逆効果になる。
つまり、柔らかいだるなブーツの方が滑りやすい。

Re: ピステと不整地

  • Tongie
  • 2017/07/30 (Sun) 07:30:45
スキーを再開して間もないために、スキー靴のフレックスを表示しているそれ自体が良く分かっていない。
数値が小さい程柔らかいのは分かるが、問題はその程度だ。

新雪の深雪ではどの程度か、ギャップだらけではの激しい雪面の変化があるところではどの程度か、分からない。

よくそのフレックスで、上級用だとか初心者用だとかを分けているが、問題はスキー技術ではなく、どんなところを滑るかであろう。

そのために、ATOMICの120を購入したが、これでは半端なので、もう少し110か思い切って100位を使ってみようかとも考えている。

Re: ピステと不整地

  • Tongie
  • 2017/07/30 (Sun) 08:11:30
とか言って、すぐに適当なものが見つかるのが、ネットの世界だな。
ちょいと覗いただけだけれど・・・・おいらに見つけてもらうのを待っていたかのように・・・

フレックスは100、だけれど完全な中級者向けとも思えない。
それは、インナーブーツだ。
そう言えば、先にSAROMONスキーブーツ、X-MAX用のソールが驚くほど安くオークションに出ていた。即決で購入した。

このブーツは、楽天ショップで、オークションではないから、当然即決。

Re: ピステと不整地

  • Tongie
  • 2017/07/30 (Sun) 08:13:45
こいつの決め手は、サイズやフレックスだけではない。
インナーブーツである。
このサイズと、出来の良さ。これだけでも購入の決め手になる。

このインナーブーツは、足に優しい暖かブーツではないと思う。
また、山スキーに近いスキーでは、2,3時間で脱いでマッサージをしなければならない、なんていうブーツは使えない。
履きっぱなし、締めっぱなしでも、少なくても半日は耐えられるものが必須だと思う。
HEADのChallenger130もそうだけれど、これも少なくてもそうあってくれなければ購入した意味がない。

Re: ピステと不整地

  • Tongie
  • 2017/07/30 (Sun) 08:18:11
インナーブーツは、薄くてしっかりしたもの見える。少なくても初心者や中級向けとは思えない。
着てみないと分からないが、ひょっとしたら、HELDのType-Xのように儲け物かもしれない。
ただこの手の買い物は、決して必要以上期待してはいけない。

それにしても、5足目のブーツ。
レンタルショップでも始めるか?

処分も簡単なのが、これまたネットの世界。
Yahooオークション、10年以上で100件以上の取引を経験したが、全て「非常に良い」なっている。
変な奴とは関わらないように、殆どがショップなので当たり前かもしれないし、運が良かったのかも知れない。

そう言えば、とてもお金に困った人生を経験したが、親父の残してくれたLeicaの古いレンズ、レンズが解けていてカメラ用のレンズとしては使えない旨明記し、マニアの方文鎮にでもお使いください、と出品。
なんと、1万円近い値がついたのは、驚きであった。
また既に使っていない、20年近くも使わなかった万年筆4本が、全て購入価格と殆ど同じ値が付いたのにも驚いたね。さらにお気に入りだったペリカンNo.400など、購入価格を完全に上回ったからね。

スキー板、長さ、幅そしてロッカー

  • Tongie
  • 2017/07/29 (Sat) 09:38:38
45年もスキーをしていないと、はじめ大きく変わったスキー板に少し不安がある。今は不安というより、分からない点が多過ぎる。
まず最初のスキー、ATOMIC BLACKEYE TI ARC + XTO12 とやら、届いたとき、しゃもじのようなヘッド、幅の広さに驚いた。
いきなり春になっているのに、スキーがしたいと思い、すぐさまスキー板、ブーツ、ストックを用意した。しかもネットで、ものを見ることなしに。
まだ山は雪があるだろうと、冬装備のタイヤを持たないので、バス電車での移動だった。
その際の、このスキーの重さときたら、還暦だというのに耐えられない。
そこで、今度はスキーショップに行き、実際に手に取って軽さを確認して追加のスキー、フィッシャーを買った。
ゲレンデで硬いバーンでは結構いい感じ、だった。

Re: スキー板、長さ、幅そしてロッカー

  • Tongie
  • 2017/07/29 (Sat) 10:03:50
そのうち、浦島太郎にも徐々に現代のスキーが分かってきた。
スキーが非常に広い範囲で捉えられている。しかし、これは欧米と、日本や日本人には少しとらえ方が違うものも多い様に感じる。
子供の頃から、山で育ち山に馴染んで来たので、この広い範囲でスキーを捉える感覚には親しみを感じる。
いつも使わさせていただいていたスキー場の山小屋にはノルディックの距離競技、ランナー用のスキーも常時置かれていたので、何度かこっそりと乗ったことがある。
これも楽しいスキーだ。
しかし今は、アルペンスキーでも、山スキー用がある。
ブーツもハイク用にも、つまり雪山の登山にも対応するブーツもある。時代に進化を考えれば、あっても当然だ。
山スキーは、深い雪の中で滑走する必要があるから、雪にスキーが刺さらないように、昔はトップを浮かしながら滑ったものだ。
今は、広い幅で、はじめからトップが浮いている。
雪の中を泳ぐようなものだから、硬い雪面にエッジを立てるような必要がない。

分かってみると、今のスキーは楽しい。が、あまりにいろいろ分かれ過ぎていて、違いが実感できない。

ATOMICはどちらも使える、とういうタイプらしい。
それはそれで、面白い。

Re: スキー板、長さ、幅そしてロッカー

  • Tongie
  • 2017/07/29 (Sat) 10:27:30
しかして、山スキーは簡単にできるものじゃない。
特に山の怖さを少しでも知っていたら、なおさら簡単には考えられない。
結局日本では、ゲレンデの延長のような状況での、山スキーもどき、になっている様だ。
八甲田に行きたいが、八甲田はゲレンデではない。山中でもロープウェイで上まで送り届け、あとはお好きに山中を滑走して下さい、といった感じの様だ。
ロープウェイやヘリコプターに乗って移動するなら、スキーを足からぶら下げて重さに耐える必要はない。
ということになれば、ゲレンデでもロープウェイがあるスキー場は重いスキーでもさしたる苦労はない。
実際に、チャオ御岳で経験した。
重い重いATOMICでさえ、重さを感じるのはスキーを外して、ロープウェイに乗るまでの間だけだ。
しかしザラメの荒れた春雪で滑ったところ、ロッカースキーとやらがどこまで有効なのか分からない。
で、ロッカー構造がない、ちょいと昔のスキーを探してみた。
それがVolklだった。
いろいろなネット上の情報から、新製品には適当なものがすでにカタログ落ちになっていることが分かったので、やはりネット上の情報から、軽くて、それでいて十分な張りがあるように感じたので、試と思い、中古を購入した。
これ結果的には大正解だった。
そこで、やや幅広の、今度はやや長いスキーを中古で見つけて購入。因みに、中古で購入とは、オークションでの落札のことだ。

ちょっと年式は古いが、比較的上級者用につくられたスキーは、年数が経って多く使われたものでも、案外へたらないものだ。
画像のスキーは、K2が全体的に一気にロッカー化させる直前の歳のもで、1シーズンしかカタログにない。
偶然見つけたので、落札だ。
何時ものことだけど、この手の落札は入札が一人しかいないので、競合することがない。

Re: スキー板、長さ、幅そしてロッカー

  • Tongie
  • 2017/07/29 (Sat) 10:32:17
ただ・・・落とし穴があった。
こういったちょいと上級者用を謳った製品は、いろいろやるものだ。エッジが研ぎに研がれて、殆どさらに研ぐ余地がなく、僅かな調整がやっとだ。
まぁ価格を考えれば致し方がない。

さらに、2台の中古はビンディングについても、いろいろ分かる助けになった。

Re: スキー板、長さ、幅そしてロッカー

  • Tongie
  • 2017/07/29 (Sat) 10:39:17
このビンディング、靴底の長さを合わせるのは簡単だけれど、中身はちょっと複雑な様だ。
それでも、レンタルビンディングと呼ばれるそうだが、それほど調整は簡単だ。
これは、長さが違いが3種あるブーツを使う身としては、歓迎だ。

Re: スキー板、長さ、幅そしてロッカー

  • Tongie
  • 2017/07/29 (Sat) 10:50:31
このスキーは公称177㎝の長さがある。
これで、意図した面は少ないが、167,171.174そして177㎝と、4種になった。
それぞれタイプぬが違うので、使ってみないと何とも言えないが、これで長さの違いも分かるかも知れない。

まぁスキーの性能や長さに、神経質になることは昔からあまりなかったので、それはそれでいいかな、と思う。

Re: スキー板、長さ、幅そしてロッカー

  • Tongie
  • 2017/07/29 (Sat) 11:05:24
その幾つかに分類されてしまったスキーでは、本当はこれがしたのかも。

Re: スキー板、長さ、幅そしてロッカー

  • Tongie
  • 2017/07/29 (Sat) 11:13:05
繰り返しだけど、さ。
こういうのがスキーの面白さだと、今思う。

Re: スキー板、長さ、幅そしてロッカー

  • Tongie
  • 2017/07/29 (Sat) 11:16:20
上手か下手かなど、殆どのスキーヤーには関係がない。
楽しいか否か、だよね。

こんなところで、こんな気分に浸るのも羨ましい。

不整地滑走

  • Tongie
  • 2017/07/27 (Thu) 06:57:29
また、何気なくyoutubeでスキーを見ていた。
スキー技術選とやら、不整地滑走がある。

おいらに言わせれば、ギャップなども、こなすには空中を飛べばいいのです。
姿勢ができていれば、雪の面にスキーが着いているか否かも関係はなくなります。
後は、ギャップでできた雪の壁にまともにぶつからないことだけです。
モーグル競技は時間を計りますから、如何に早くギャップをこなしより早く滑り降りるかです。

連続する人工的なギャップにおいては、スキーの速度を落とさないように、ギャップのギャップの間、つまり谷ばかりにスキーを持っていき、滑走面を雪面から離さないように最小限の凹凸を舐めて、さらにスキーが横に振れないように踏み替えだけを使って真下にスキーを落としていくのです。つまりある意味では最短距離を、雪面から離れないで、高速に滑るという技術です。
あのスキーをただ真似ているものばかりですが、あんな小賢しいスキーを、不整地のフリー滑走でやるべきでない、というより必要ありません。
地形、自然にできたギャップをこなすには、あのスキーは通用しません。
あんなきれいに並んだギャップは、造らなければ自然にはできません。
第一、あれじゃ忙しいばかりでスキーが面白くないでしょう。
綺麗な、見ていて面白いスキーと言うなら、もっと自由に大胆に滑ればいいのです。

スキーはもともと自然を利用し、自然に逆らうことなく、自然と調和するものです。

まぁ何の世界も、バカな奴は居るものです。

スキー技術選とやらを見て下さい。
タイム差を競うのではないと言いながら、タイムを出すためのモーグル競技と同じただ忙しいスキーをやらせて、見た目で点数を付ける?
もともとモーグルは、何処をどう滑ってもいいはずです。途中のジャンプもこなしなさいというのも条件でしょう。
時間で競わされるので、それゆえ転倒することなく早く滑り降りる必要から、あのコース取りで、あの滑り方になるのです。
時間に関係ないというのなら、何の必要があってあのスキーをやるのでしょう?
自然できた不整地の難コースを如何にこなして滑走するか、を見せるというのならば分かる気がします。
それこそ、森の中でも滑らせるほうが見応えがあるというものです。昔のトニー・ザイラーのスキー映画のようにね。

Re: 不整地滑走

  • Tongie
  • 2017/07/28 (Fri) 23:25:12
やじろべい奴凧スキーポーズにしても、競技としてのモーグル滑走と同じ滑走法にしても、おいらにとっては笑うしかないほど、間抜けな滑り方です。
それを疑わず、自分を縛り付けるようにスキーばかりをする人が理解できません。あんなんで面白いのでしょうか?

そう、ヘロヘロに笑いながら、気分良く楽しむ。それがスキーですよ。

Re: 不整地滑走

  • Tongie
  • 2017/07/28 (Fri) 23:46:01
これまでに挙げたスキー画像(皆パクリで申し訳ありません)は、時代を問わず、肩の位置で両手を広げた形で上げて滑るスキーなどありません。
むしろ体の開きを止めるために、脇は締めろ、と言われたほどです。
奴凧スタイルは、なぜか一部の、それも日本人の間抜けな奴しかおりません。
なぜ、そのポーズ?と考えれば、アホな自意識過剰の目立ちたがり屋、ぐらいしか浮かびません。
見ているこっちが恥ずかしいので、やめて頂きたいものです。

スキーは楽し

  • Tongie
  • 2017/07/26 (Wed) 17:01:14
山は白銀 朝日を浴びて、
      すべるスキーの風切る速さ
飛ぶは粉雪か 舞い立つ霧か
      おーおーおっ この身もかけるよかける

この歌、曲名が分からない。「スキー」か「スキーは楽し」とかそういった曲だった気がする。
子供の時良くスキー場でかかっていた。

当時スキーと言えば、トニー・ザイラー。
映画の中のスキーは、実に楽しそうだった。

そう、最近ネット上の記載を見ていて感じたのだけれど、
アルペンスキーを、レースのスキーだと思っている人も居るようだ。
元々、ノルディック(北欧の)に対するアルペン(アルプスの)で、歩く、走る、登る、飛ぶといったスキーは含まず、ただ単に坂を滑り降りるだけのスキーを指す。滑走するだけだから、足は踵までスキーに固定する方が滑りやすい。
レース以外のアルペンスキーは何と呼ぶのだろう。
最近、そういういい加減な言葉を勝手に使い、本来の意味とは全く違うものさえある始末だ。

Re: スキーは楽し

  • Tongie
  • 2017/07/26 (Wed) 17:22:59
そう、第一、先に書いたけれど、基礎スキーとやらが分からない。
スキーの基礎であるのか?
辞書には、基礎とは、「物事が成立する際に基本となるもの」と書かれている。
基礎スキーでは、スキーを成立させる基本ということになる。
スキーのある分野を指すという意味にはならない。

子供の頃、スキーが下手な奴はかっらきし度胸がないことが、上達しない主な理由だった。
そういった世界では、やんちゃな子供の方が上達が早いのは当然で、意気地なしは何時までも滑れない。
レースは最も高速なスキーで、普通のレジャースキーとは速度が全く違う。
この世界に入る勇気などない、というより全く歯が立たない別世界だった。
スキーの天狗であったおいらは、そこで怖気づいては話にならない。
しかして、軟弱な子供もスキーはしていた。
ゆっくりと止まるかのような速度で、なぜか無意味な動作が多い。
お嬢様スキーは、いつの間に現れたのだろう?
スキーに不変の美しさなどはない。
スキー用具が発展し、速度は増す毎に、そのフォームは大きく変化してきた。
この画像は美しいのか、美しくないのか?

Re: スキーは楽し

  • Tongie
  • 2017/07/26 (Wed) 17:30:39
上手なスキー技術を持ち、かつ理論的に見て美しいスキーを競う大会があるようだ。
世界中のスキー関係者はなぜ注目しないのだろう。
そこには、オリンピックやワールドカップ、世界選手権などを制覇できる人材が溢れるほど居るはずなのに。
逆に、レーサーとして素質がないか、レースでは通用しなくなって引退に追い込まれた者たちが挙って参加するのはなぜだろう。
何か、嘘のような矛盾を感じるね。

ただこれだけは言えるよ。
これまでに、どの時代にあっても、スキーが両手を挙げて奴凧スタイルになったことはないと。
ジャンプが空中で体を伸ばすために両手を挙げて飛ぶスタイルはあったけど。

きっとこれから、トップレーサーも皆、日本の進んだ最先端のスキー大会を学んで、奴凧スタイルのなるんだろうな。
おいらはやらないけど。

山スキー

  • Tongie
  • 2017/07/23 (Sun) 11:19:34
突然スキーがしたくなった理由は正確には分からない。
こんな風景を見て、郷愁にかられたのかも知れない。
もう戻れない時代と場所、そんな心の奥にある望郷の念なのだろうか。
そう言えば、また思い出してしまった。
はじめてスキー部という、所謂中学の部活動に入った。
その学区には、あまり素行が良くない、つまりは悪ガキが多く居る地区が含まれていた。
父はそれを嫌って小学校は越境入学で別な地区、それも中心地の比較的裕福な住人が多い地区で、その中心に新設され、モデルスクールと言われたハイカラな設備に満ちた鉄筋コンクリート造の校舎を持つ学校だった。
それが木造で非常に古く、しかも冬は雪が吹き込む寒い校舎の中学校に通うことになった。
生徒は如何にも田舎者な感じがして、生活水準も概ね低かった。
しかしスキー部は伝統的に強かった。
特にスキー部の部員は、その悪ガキ地区の生徒が占めていた。
当然、山の中で大らかに育てられたおいらは合う訳がない。
しかして、それを跳ね返す力も持っていた。
そういった問題はあるものの、さらに重大なことがある。
スキーはアルペンスキーだけではない。ノルディックスキーがある。
当時は、スキーと言えばアルペンを指すので、当然新入部員は皆ノルディックはやりたくない。
当時に3年生に、中学生としては例外的にヨーロッパ遠征まで同行させてくれるほどのジャンプ選手が居た。その生徒は別格で、それ以外に新入部員を割り振る大変怖い3年生が居た。
かろうじてノルディックに行かされないで済んだ。
ただ、後にこの時ノルディックに行っていれば全く違うスキー人生があっただろうと思ったことがある。
恐らくノルディックの方が向いていたと思うからだ。
この時ノルディックに行った同期生は、その後インカレで3等賞を取るまで成長した。まぁこの3等賞という半端な位置が、彼を大学卒業と同時にきっぱりとスキーを止めさせてくれる踏ん切りとなったようだ。

という訳で、って脈絡になってないけれど、山スキーにも興味がある。

Re: 山スキー

  • Tongie
  • 2017/07/25 (Tue) 21:02:18
HEADのブーツが気に入ったのは、山スキーでの滑走にも使えると思ったから。
被りも深く、従ってシールドも良い筈。
少し重いけれど、シェルの肉厚もあってインナーブーツを含めて保温性が良さそうに感じた。
フレックスは、ピステのような硬いバーンでは重要になるけれど、新雪の深雪ではそう問題でもない。
ただ、フレックスがより小さいと感じるのは室内の常温でのこと。肉厚がある分、薄いものより低温での硬化が大きいのかも知れないし、完全に締めると確かにフレックス130は相当するのかも知れない。

HELD The-O TypeX

  • Tongie
  • 2017/07/22 (Sat) 19:41:06
これほど雑なつくりのシェルを見たことがないような気がする。
表面処理は建設材料の塩ビパイプの様だ。今時ポリバケツなどの家庭用品ですらこんな処理はないだろう。
バックルも同様に表面処理が雑で、まるで工具の様だ。
精度も幾分悪く、動きもスムースさに欠ける。そう工具のように強度だけは大丈夫そう。
これらはパッと見には分かり難いし、強度はしっかりしている。
調整装備らしきものは見当たらず、ネジ止めで交換または調整できる機構については、他のメーカーと変わらない。しかしやはり見た感じは頼りないが、機構はしっかりしている様だ。
先に示した様に、インナーブーツのできは良い。

つまり早い話が、実用一点張りのシンプル構造ということかな。
見栄えがいいのは、ほんの少しの印刷文字くらいか。
調整などせず、むしろ何でも弄るのが嫌いなものにはこれで十分かな。
これでメーカー希望価格とやらは、6万2千円也。で、実売価格が¥44,900-となっている。
これでは買う奴はいないだろうな。
実売価格は精々3万円くらいか。

ただ割り切って実用だけを求めるのであれば、これで十分とも言える。
これが旧モデルなりで、2万円以下程度で購入したとすれば、むしろかなりのお買い得感すらあるかもしれない。
このクラスのブーツはそう安くはならない。

Re: HELD The-O TypeX

  • Tongie
  • 2017/07/25 (Tue) 20:55:09
これスノーヴァ羽島という人工室内スキー場で試しました。
Volklのスキー板も一緒にです。
スノーヴァは斜度が12,3度しかなく、しかも全長で70m。
ほんの感覚程度でした。しかしブーツは予想を超える侮れないもので、十分実用に耐えます。フレックスもX-MAX130程度はあるようです。
スキー板は高速用です。張りが強く、羽島では真価は分かりませんが、筋力で踏み込むくらいでは曲がってくれません。
腰で切る完全なターンを要求してくるスキー板だと思う。
カービングスキーでこのターンが未だ出来てないのだけれど、未だその段階にないのです。
腰で切る、実際は体を投げるターンで、その際スキーはいきなり鋭く曲がるので、カービングスキーでは未だ十分な予測が立たない次第。
体力的にも、特に筋力や持久力に全く自信がない。
来シーズンは斜度のある圧雪バーンでの高速ターンが十分に試せるはず。
早くこの感覚を掴まないとスキーにならない、のです。
さらにそのスキーでも、このブーツが通用するのかも分かりません。
まだまだ評価は早い、ということでしょうか。

全て届いた

  • Tongie
  • 2017/07/20 (Thu) 05:06:05
考えることがない。いや、考えなければいけないことは山ほどあるのだが。
やっと時間的自由度が増す夏季期間に入った。
おいらの職場は、汚い、狭い、装備備品がない、という三重苦に加え、冬は寒い、夏は暑い。
本当に日本に居るのか、と疑いたくなることもしばしばなんです。
エアコンなどは、一応の装備があるということだけで、世間一般とは著しく稼働状況が異なる。
冬は朝など手がかじかんで動かない。事務的な職場で、コート手袋が当たり前などという環境を、少なくてもおいらは知らない。
夏は夏で、汗が机上に落ちて書類の管理が大変なばかりか、印刷などで紙自体が湿気で引っ掛かる。
これでは、仕事環境としてはオフィスに居るより自宅の方が遥かに快適となる。
名古屋の貯め倒れ、を地で行くような世界です。
おいらの人生は、ファイナルカウントダウンに入っています。これに付き合っている場合ではありません。

とはいえ、この特殊な労働環境(他にも諸々)は、ストレスとなって襲い掛かります。
いろいろと自分を逃がすことも考える必要があります。
おそらく、今頃になって、突然スキー、もそのうちの一つとして知らず知らずのうちにそのポテンシャルが上がったものと思います。

先のブーツが手元に来ました。
HELDはもともとインナーブーツが主な目的でした。
が、ひょっとしたらシェルも使えるかも、という期待も大いにあったんです。
で、結果は、分かりませんせんです。現時点では上々の結果、結論です。
使えないという結果ではないからです。
スキーは勿論そうですが、ブーツも実際に滑走の際に履いてみないと分かりません。
その段階を試すべきだという可能性です。
使えそうですが、シェル自体は安普請を感じます、
材料の細部の処理に手抜きが見られます。
しかし、見た目の安っぽさは性能にはあまり関係なさそうです。
ただ材質や加工の問題で、時間的耐久性に問題があるかも知れません。
ただ予想通りインナーブーツはいい。
インナーブーツ、画像の汎用品でも3万円近くの定価です。
純正品だと4,5万円もして、ディスカウントならば本体全ての購入が可能です。
その意味では大正解で、これだけでも元を取っています。

Re: 全て届いた

  • Tongie
  • 2017/07/20 (Thu) 05:20:10
それにしても、追加のHEADもHELDもフレックスが柔らかい感じがします。
HEADは明らかに130を表示しています。HELDもネット上では130相当としているものがありました。
しかし、Salmonの130とは明らかに違う感じがしました。
LISTもSalomonはタイトです。締め付けも強い。
この辺から、レースにも使える、ということになったのでしょう。
まぁ、これも履いて滑ってみないと分かりません。前方向の屈伸に対するフレックスがどの程度利くのかが分からないからです。
サイドウォール、特に内側が重要なのかもしれません。
HEADは足先がとても楽です。
HELDも特に当たるところもなく、全体的な締め付けは良好です。
こうなると、早く試してみたいですね。

ところで、画像のこんなすごいシステムもあるんですね。まぁ昔からあるんですが。
SIDASのようですが、これ定価が4万5千円だそうです。
SIDASって評価がいいようですが、ATOMICから受ける様子では、価格相応の性能とは言いかねますね。
高過ぎです。

Re: 全て届いた

  • Tongie
  • 2017/07/22 (Sat) 13:19:29
夏のこの時期に、ブーツの状態、履き心地を云々すること自体間違いなので、冬の山中での氷点下を試さないと分からない。
それにしても、同じFlex表記でも違いがあるものだ。
今度のHEADは、一番柔らかい感じがする。肉厚もあるので低温で硬化した際はより硬くなるのかも知れない。
何れにせよ、このHEADが足入れが一番簡単だ。驚くほどすんなりと入る。まるでいつも雪の中で履いている軽登山靴並みに簡単です。
まぁSALMONもATOMICも、今時期は低温下の場合に比べて簡単に履ける。
ただHEADが、140という画像の商品があるのが分かるような。

フレックスは硬い方が良い、か否かは分からないけれど、SALOMONが硬く、そして一番反応が良いことは確かだ。
問題はもう一つ、ソール長の違い。
SALMONもATOMICは305㎜で同じ、今のスキーは3台ともこれに合わせている。
HELDは302㎜。HEAD、こいつがカタログの誤表記、307㎜となっていたが、309㎜だった。302㎜は今の設定で、何れも範囲内に入る。309㎜は何れのスキーも調整が必要だ。
度のスキーもこれを合わせるのは簡単だけれど、それでも靴を換える度に調整は面倒だな。
今想定している履き替えは、HEADの場合、ブーツを外して足を開放したり、マッサージしたりしている余裕がないときに、長時間履いたままで居られるような想定なんです。
厳しい天候や温度、あるいは地理的な条件ではそんな余裕もなく、またそれが可能な所への移動も難しい状況は必ずある。それが冬の山なんです。
爺がレジャーでスキーをやるということは、そういう想定やシーンに対応できなければならない、ということ。

Re: 全て届いた

  • Tongie
  • 2017/07/22 (Sat) 13:49:33
一方、重さはどうだろう。
体重計のアバウトな数字では、片方で、SALOMON 2.1kg、HELD 2.2㎏、ATOMIC 2.3kg、やはり重いHEAD 2.5㎏。
体重計で、しかもこの範囲では、当然誤差は非常に多いから本当にアバウト。
しかし重さ順に連続して並んだ。
ひざ下の重さとしては、400g程度の違いは、スキーに比べてそう大きな違いではないかも、ですね。

と、言いながら・・・2

  • Tongie
  • 2017/07/15 (Sat) 06:15:20
またヤラカしました。
スキー靴、実はSALOMON X-MAXのFlex130は、やや不足。
足下に何か一枚挟んだような後れというか、鋭敏さに欠ける。
かと言って、140-150はLASTが92㎜とかで、入らない。実は95mmでも結構つらい。
ただ、RedStarも、X-Maxも、Lastは98mmなんだけど、X-Maxの方だ断然締まりがいい。RedStarはなぜか怠いというか、柔らかいせいだろう。
最近考えたんだけど、おいらの足は幅広でもない。結局、甲が異常に高い。まるで富士山のように尖がっている。
なので、絆創膏をパッド代りに張り付けているんだけど、それはTOPではなくて、言わば裾野。周囲を膨らませてTopを相対的に保護している訳なんです。
このTop周辺にシェル自体が当たるというか、刺さる。
温熱フィットが流行の様で、近年、熱可塑性と熱硬化性を併せ持つ合成有機材料が進歩したのだろう。
おいらの持つブーツは3つともクレーブ熱処理による調整が可能になっている。
当然かなりの費用が掛かる。費用が掛かっても、当たるよりはいいし、もちろん買い替えるよりは安い。
ただ、それでフィットすれば、という点。丁度足の関節で、大きな角度変化をする、しかも曲げの内側だから、インナーブーツやシェルも最もストレスが掛かる位置になる。
これはサイズの問題もある。
何処のメーカーも、シェルは1cm刻みで、インナーブーツは5mm刻みになる。
今までは、サイズ表示は26.5cm。
ちょっと足サイズを測ってみた。踵の一番飛び出したところの真下から指先の先端まで、おいらは僅かに親指が一番出ている。
で、結果は左足25.6cm、右足26.1cm。
そこで今度のHEADは26.0cmにした。Flex indexは130で変わらない。
しかもシェルの締め付けは、バックルの形状を工夫して柔軟なカーブになるという謳い文句。LASTも、99mm~101mmでバリアブル。世界初、唯一の機構だそうで、ボルト締め構造になっているらしい。
ただ元々はヨーロッパ基準な筈で、そうなるとメートル表示には無理がある。5㎜間隔に適合するはずがない。誤差があるという意味だけど、結局、メーカの違いや、サイズが異なる個々の製品によっても誤差は違いが出るだろうし、製品のサイズのばらつきは1mm程度以上はあるだろうと思う。

かっちりサイズならば、僅かでも大きいよりは何処かが当たる可能性は小さくはなる。
それでも、つまりは実際には履いてみないと分からない。

やっぱり、靴との戦いは終わらない。それがスキーかも。

Re: と、言いながら・・・2

  • Tongie
  • 2017/07/15 (Sat) 06:37:33
このHEAD、旧モデル、と言っても2シーズン前の2015年モデル。
次のシーズンにはシェルの素材を換えているから、形は同じでも別物になるだろうね。
HEADは硬いシェルでは一番軽い様だが、恐らくおいらの物は異なって、結構重い筈。
こいつを試して、形状や機構が合えば、再来年のシーズンあたりに本腰で考えよう、と思っている。
それにしても、結局全体の配色はめちゃくちゃになっているな。
まぁ、ブルーからグリーン、イエローまでの範囲かね。シアンもマゼンタもあるから、ないのはレッドくらいか。
スキーにレッドが入っている。
チンドン屋的・・・・、んーっ、どうでもいいか。

と、言いながら,

  • Tongie
  • 2017/07/16 (Sun) 11:39:47
前からインナーブーツを改良できないか、インソールを交換して良くできないだろうか、と考えていた。
インナーブーツは高価で、しかもそれ単体では在庫処理だの、シーズン遅れといった需要がないので、安く販売されることは殆どない。
何でもそうだけれど、スキーブーツも一ヶ所、一社で造ることはまずない。特にインナーブーツは外側シェルと全く技術が違う。全くのシューズ造りだ。
日本のメーカーでも、インナーブーツを古くからOEM生産し、外国の有名メーカーに納めている会社がある。
そのうちの代表的な一社が、画像のHELDだ。
当然だけれど、このブーツのインナーブーツは定評がある。

スキーブーツは各メーカーいろいろと開発し、いろいろと工夫をするが、結局のところ、足に合わせてかっちり締め付け、足の僅かな動きに反応できるか、などの問題になる。
もちろん足型は個々人で違うから、その微妙な違いを全て合わせられるメーカーはない訳で、そこが種々メーカーを探す理由になる。
チャオで知り合ったおじさんが、
「スキーを何台か持っていろいろ換える奴は沢山居るけど、ブーツをいろいろ持って換える奴はいないだろう。」
と言った。
分かってない。むしろスキー板などはそれに合わせて滑ることができる。しかしブーツはそういう訳にはいかない。
あお氷のようなピステ(実は氷のスケートリンクの方が簡単かもしれないほど硬い)では、鋭敏に反応するブーツが必要だけれど、新雪やギャップの中を滑る場合は、鋭敏なブーツは使えない。スキーが梃になって足首が煽られ負担が大きいばかりか、転倒や怪我に繋がる。
つまりそのブーツでしかできないスキーがあるんです。
X-MAX130は、永遠い長く、1日中履きっぱなし、スキーをすることは出来ない。このブーツはインナーも薄く硬いから反応はいいが、足首の締め付けは強く、神経系や血流を阻害するから、せいぜい騙し騙しでも3時間が限界だ。
しかも足をブーツから解放した後の経過が悪いと、足が浮腫んでもう履くことができない。ブーツから足を抜いたその時から、マッサージを欠かせない。
レースをやるのであれば、これは欠かすことができない。レースは真剣勝負なので、スキーを着けいない時も、スキーを着けた時のためのトレーニングやケアは欠かせない訳だ。
しかし今のおいらのスキーはレジャーだ。
一緒に楽しむ仲間などが居る場合は特に、そのトレーニングやケアに付き合わせるには限界がある。
こういったときに履けるように、やや柔らかいブーツ、RedStarを買った。
シェルやインナーもすぐに換える用意があれば、楽しい時間は増やせるし、思ったスキーもできる。

という訳で、こいつも購入。価格はインナーブーツだけを買う場合の半額以下だ。
考えようでは凄くお得な買い物っていうこと。


実は昔は、全て外社(スキー界では外国製品への憧れからそう呼ばれていた)が国産製を確実に上回ってきた。
恐らく今でもそうだろう。

しかし、今のおいらにそんなものは必要だろうか?
そこも試してみたかった。
インナーブーツやインソールは入っているし、外側シェルもひょっとしたらそのまま使えるかも知れない。ブーツとしてもいい感じなのかもしれないという可能性はない訳じゃない。
で、事件は起こった。

これで、ブーツは4足、スキーは3台だから、スキー板の数を上待った。
ウェアもいろいろあるので、七変化を楽しもうか。

春に、土木作業用のヘルメットと作業着、なんかで会うチャオが楽しみだ。
あの大阪のおっさん、なんて叫ぶだろうと思うと、待ち遠しい。

Re: と、言いながら・・・2

  • Tongie
  • 2017/07/17 (Mon) 02:52:44
構造もメーカーによってかなり違いがある。
HELDもちょっと他とは違う点があるだろうか。
昔のスキー靴メーカーは、皆登山靴のメーカーだった。
沢山あった。ドロミテ、コフラック、エッシングもそうだろう。
日本では、ミズノがオーダーメイドもやっていた。6バックルという贅を極めた製品もあったな。
インナーブーツではこの技が生きるのだろう。
これらの老舗メーカーも全て吸収合併を受けている。

SALMON、何時頃現れたのだろう?
これほど簡略に造るメーカーはそれまではなかった気がする。
全てが、構造が簡単で軽い。
シェルも実に簡単な構造で軽い。しかしインナーブーツの造り込みはいい感じかな。

このHELDの靴裏、HEADもそうだけど、コバの下部分が交換可能になっている。
普通の靴ならば、昔ながらの製法のものあれば、ピンで打って糊付けしているだけなので、交換できる。
今は合成有機材料で一体構造にした靴裏も多いけれど、おいらはそれを好まない。
昔ながらの積み革のヒールが好きだし、靴裏全てが革を重ねて造ってある靴が好きだ。もちろん今となってはかなり高価になる。本当に良い製品になると、スキー靴などよりも高価になるし、通常は店頭には置いていない。
当然、名古屋のような田舎には現物はない。

HELDに戻ろう。
この鋲の数は何か?
これを見ただけで、頑強そう。
つまりまだ手元にはない。相当古い在庫品で、2012年か13年の製造かと思う。
インターネット上にも全く情報がない。
子供用のスキーブーツでは大きなシェアを持っているようだけど、レース対応の硬いシェルなどもあるようだけど、少なくてもおいらは現物を見たことがない。
どうも相当に硬いシェルらしい。

ところで、日本戦略は上手くいっている。それは日本国内だけでではあるけれど・・・
前にも触れたけれど、昔から基礎スキーと呼ぶ変なスキーがある。基礎スキーとは何ぞや?
スキーの基礎ならば分かる気がするが、名詞として成立する気が、少なくてもおいらにはしない。
早い話、何でも位とか資格が好きな日本人の特徴を擽って、いい収入源を得ている。
この手法は、柔剣道や珠算、あるいは漢字まである。
英検に、TOEICやらTOFELやら。認知されればこれほど面白い話、ボロ儲けはないだろう。

昔、おいらが子供の頃から、スキーは勇気の証で、他のスポーツとは違う。
勇気のない子供はスキーができないのか?
お嬢様スキーとして誕生したのが、基礎スキーとやら。
子供頃からスキーができるという、巷では裕福な家庭の子弟。
でも勇気はからっきしない。
勇気のなさを弁護する理屈も作ってくれる。
当然かもしれにが、無駄な姿勢や形が生まれる。それ以外にやることがない訳だ。
スキーは必要があって形、姿勢が生まれる。
その重要な要件にスピードがある。
このスピードを制御することがスキー技術とも言える。
これは柔剣道の型ではない。次に起きるシーンを想定して練習するというものではない。
そう体験、感覚が重要で、必要な姿勢や形はそこから生まれる。
これがなくてもスキーを語ることは出来る、様にしたのかな?
本ばかり読んで、というか、教科書に書いてあることを一早く理解して、試験で書けることが勉強だとして育てられたのに似ている。
教科書はガイドに過ぎない。これを元に討論し考え方を自らまとめる。そして体験し、体現するのが有効な勉強だろう。

クラシックバレーじゃあるまいし、スキーには必要な姿勢があるだけで美しい姿勢は要らない。
手をいっぱいに広げて奴凧になる必要はない。

なぜその基礎スキーとやらが盛んになったかは、その後の経緯にもよる。
スポーツでは飯は食えない、のである。
それで永遠とやっていけるのは、特定のスポーツでの極々一握りの人間しかいない。
あくまでも趣味で、その最高峰がワールドカップであり、世界選手権、オリンピックだろう。何処まで行ってもスポーツは趣味の世界だということ。
その興業化に成功したアメリカは、手離れも早い。
永久的な興行化を成功させているのは、日本の大相撲くらいなものだ。
これを歌舞伎化するには、結局利害関係で、そこから生まれるのは世襲でしかない。
つまり、プレーヤーは実力ではなく、またその実力を評価する明確な基準を持たない。その基準を持つこと自体、世襲が成り立たないことになる。
明確な基準を持たない世間の評判評価にたより、それを錯覚させ、その世界で生きるより方法がない。
見得を切る、奴凧もそうなのだろう。

Re: と、言いながら・・・2

  • Tongie
  • 2017/07/17 (Mon) 04:13:52
滑りやすいように整地や整備されたゲレンデスキー、それ自体スキーの普及につながった。
スキーの面白さは、そういうゲレンデスキーだけではない。
レースはよりコースを難しくしている。
普通の登山靴などでは立って居られないほど硬い。

余談になるけれど、自動車で散々圧雪された坂、荷を積まない平ボテのトラックで、滑って登り切れずに何度かトライし、ちょっと疲れて坂の途中登り切れないところで、一呼吸入れようとトラックから降りた。その途端、滑って転んだ。
その時のおいらの靴は、ビブラムの新作ソールがついた外国製の高級品で、しかも新しかった。
これで滑る?それどころか立ち上がるのも、その後歩くのでさえ、トラックにしがみつかなければ、滑ってできない。
驚いたのは、こんな状況で自動車のタイヤが登れるというゴムの性能。結局何度かのトライで登り切った。

本当に余談になってしまったけれど、スキー場の所謂ピステはこんな状態なんです。
こんな硬い状態では、正確にスキーに乗らないと横滑りが、それも一瞬で起きて転倒する。
哀れな奴は、スキーのエッジが切れないと思っている。というか、そう思いたいのだろう。はっきり言えば、下手なだけ。
この手合いが、お嬢様スキーヤーに多い。

で、スキーなども何かを信じ込む。
スキーは小賀坂・・・昔、児玉修がつけさせて、レースにも参加しようとしていた。
で、巷では、大鋸屑(オガクズ)と呼ばれ、誰もレースに使う者はいなかった。あのスキーで(と言ってもおいらは直接知らないけれど)ワールドカップなどを戦い続けた児玉は凄い、と思う。

小賀坂、昔からお嬢様スキーヤーご愛用だった。
塗装などの表面処理がとても綺麗で、それを着けたスキーヤーは皆同じように、全くスローなスピードで、それでいてやけに丁寧に滑っているというポーズをアピールしていたな。
周りから見ると、笑えるだけなんだけどね。

今度はそれに、レクザムとやらのブーツが加わったらしい。
あのミズノやヤマハが投げだした生産を復活させた。と言ってもこれもお嬢様スキーの日本国内だけの話。
ミズノやヤマハは世界を見てたからね、勝てなかった。

Re: と、言いながら・・・2

  • Tongie
  • 2017/07/17 (Mon) 04:24:08
人間は、自分を目立たせたい時、より体を大きく見せようという心理が働くらしい。
勝った時など意識せずのうちに両手を高く上げるのは、その典型らしい。
余裕のあるお嬢様スキーならではの、この奴凧というかやじろべいポーズもそうだろうね。

何か、芸能人がファンの前では何をやって受けるのに似ているね。
やっぱり、見得を切る、かな。

Re: と、言いながら・・・2

  • Tongie
  • 2017/07/17 (Mon) 04:32:50
バランスを取るだけなら、この状況になってもヤジロベイはやらない。

ところで、空を飛ぶ、というにはレースでは避けられない。
滑降なんかは必ず飛ばされる場所が設定されるしね。
このときは、20~30m以上も飛ぶ、というより飛ばさせられる。
より早く雪の面に着かないとタイムが出ないから、飛び出した瞬間に体を落として早く着地しようとする。
ただこの間の、つまり飛んでいるときの感覚的時間は大変長い。

ただスラロームなどは、画像の様な状況でも、本人には抜重状態であるだけで飛んでいる意識は殆どない筈です。

このシーンを見ても分かると思うけど、スキーは上半身のパワー(筋力)がとても重要だということ。
振れる下半身を抑え、安定した動きを維持するには上半身の力が要る。
また話は飛ぶが、オートバイクのレーサーも上半身の力が重要だと、ホンダのモーターレクレーション推進本部とやらの偉い人に聞いたことがある。

子供の頃は、スキーは下半身、つまり脚力だと思っていた。
そのせいで上半身トレーニングが遅れた。
何時も課題は上半身のパワーと言われた。
実は、ベンチプレス、50kgを上げるのがやっとだった。
スクワットは120㎏を挙げていたにだよ。

Re: と、言いながら・・・2

  • Tongie
  • 2017/07/17 (Mon) 04:38:26
この場合は、意識はあるにせよ、雪の中(上)に居るのとさほど変わらないはず。
こんな時は、時間には関係がないから、飛ぶのは楽しい。
飛んでようが滑ってようが、出ているスピードが同じなら、何も変わらないものです。

でも、やじろべいにはならないでしょう。

と、言いながら

  • Tongie
  • 2017/07/12 (Wed) 12:43:15
面白そうなの見つけてしまった。
このヘルメット、’60年代のバイクファッションがコンセプトだとか。
というか、ジョン&パンチっぽいよね。
上部と端にホック止めがついているので、ここにバイザーとかを着けられそう。
で、黒い小さなひさしなんかつけて、レイバンのクラシックサングラスが合いそう。
ELECTRICっていうメーカー名も、おいらに合ってるし。
なんか、スキーからだんだん離れていく感じかな?

Re: と、言いながら

  • Tongie
  • 2017/07/12 (Wed) 12:57:32
悪ノリし過ぎかな?
IX-NINEとかいう韓国製ゴーグルの中古品を見つけた。
殆ど未使用に近い様子だし、ケースなんかも充実。
ケースを探していたら見つけてしまった。
さらにこんなサイトに、レンズは三菱とあった。
三菱ガス化学製でしょう。コーティングが丁寧との記載。
で、まぁ値段も安いしと・・・

やっと揃ったかな

  • Tongie
  • 2017/07/09 (Sun) 11:25:01
ウェアやそれ関連の装備は良し、かな。
まだ7月だというのに・・・

Re: やっと揃ったかな

  • Tongie
  • 2017/07/09 (Sun) 11:33:49
パンツはスノーボード用なので、エッジの保護がついていない。
そこで同じものを2本買った。
これで当初慌てて購入したパンツと合わせて4本にもなってしまった。
ウェアは濡れるので、爺のおいらとしては、ごく寒の地で濡れて凍えるのは、命取りになってしまう。それこそ肺炎にでもなろうことなら・・・・
特に、スキー場は逃げ場所がない、ことも多い。

Re: やっと揃ったかな

  • Tongie
  • 2017/07/09 (Sun) 11:45:02
最初に買ったのは、こいつなんだけど、サイズが分からなくてLを買った。
何がLって・・・袴のように広い太い。片方に足が二本入りそうだ。
ただミズノを信頼していたので、ミズノという表示に決断させられた。多少短くてもMにすればよかった、と後悔。

Re: やっと揃ったかな

  • Tongie
  • 2017/07/09 (Sun) 11:57:32
次がこいつ。
先のミズノは、完全な型落ちなんだろう。定価の1/3の値段だった。
スキー場に行くと、若いボーダーは皆細めのパンツ。
一時代前はダボダボ半ケツだったんだろう。今は細パン半ケツだな。

で、これは無名の安物なんだけど、一応今っぽく細い。
おいらにはこのサイズがいい。これはMサイズにして正解。
敢えて半ケツなどにはしないけど、普段のパンツに比べるとちょいと下がってしまう。なので長さもほぼ良し。

こういうスポーツウェアなどは、サイズが少ない上に、裾を切るなど調整ができないから、メーカー毎で仕様を選ぶしかない。

なので、何度もそんなことやれないし、探して試買いまでしたのだから、同じ物を2本買ったのさ。

Re: やっと揃ったかな

  • Tongie
  • 2017/07/09 (Sun) 12:06:55
その点ジャケットは、おいらの場合はある程度サイズが違っても着れないことはない。
また上下を揃える必要もない。イマージというか素材感や色味が合えばそれでいいかな。
ただ、写真の写りで違って見えるけど、最初に示したジャケットの袖とパンツの素材も色も同じものだ。
相当古いデッドストックのようなものを安値で買ったのがこれだ。BURTONとやら、古いができはいい。

おいらはハーフコートのようなジャケットをあまり好まない。
ジャンパースタイルで、ウェストが締まる方が良い。
先の物も、こいつもそれは可能なんだ。

Re: やっと揃ったかな

  • Tongie
  • 2017/07/09 (Sun) 12:14:12
先にとりあえずでの購入は、既に貰い物であったジャケットに、色や素材を合わせた。
ブルー系統と、白黄色紫なんかのコンビだったので、ブルーと白基調にした。
スキーやブーツは色を選べない。同系というよりも補色みたいな感覚で合わせるしかない。
白から黒までは、色とは言えないので無難だ。
ただ真っ白か真っ黒が殆どなので、そこだけ目立つ。黒基調にするしかないかな。

このジャケット、黄色と白がブーツと合っているし、メーカーもSalomonも同じだ。

手袋、帽子(ヘルメット)、ゴーグル(サングラス)など殆どの物が揃った。
これらは小物を除いて、もうスキーはできない、という歳まで購入する必要がない。
そのために、できるだけ流行に左右されない、普段着のような素材を選んだ訳だ。

Re: やっと揃ったかな

  • Tongie
  • 2017/07/09 (Sun) 12:43:28
先に持っていたジャケットは、普段着としてスキージャケットを買ったもの。
多少の雨でも濡れる心配がないし、下界の温度で寒いなどいうこともない。スクーターでも寒くない。
これ、BOGNERというドイツのメーカー。高級な部類だった。
全てのデザインが、全くスキーウェアっぽくない。一時ドイツチームが採用していた。
こいつもスキーウェアだと分かる奴は、相当詳しい奴だ。
なんせプルオーバーだし、これ以外にプルオーバーのスキージャケットをおいらは知らない。
そして色は鮮やかなスカイブルーだ。
南米か何かの部族を思わせる柄が小さく入っているのも気に入っている。

実は、先の白地に黒の縞々、シマウマの様な柄でけど、ドイツチームが使ったBOGNERディザインも、このシマウマ柄だった。
もちろん当時は、他のウェアとは全く異なった柄だった。

ボグナーについては

  • Tongie
  • 2017/07/09 (Sun) 13:10:10
後でゆっくり語ろう。
こんなウェアーついでにお話しするような人物ではない。
映像とスキー・・・・おいらもだ。

そもそも・・・札幌出身のおいらとしては、「白い恋人・・・たち」にも関連するしね。

んっ、何処がチョコレートだ!カカオバターの入らないチョコレート?
んーっ、あれはホワイトチョコレートという商品名のお菓子ですから・・・

これじゃ、何でも改ざんするはずだよね。

視野

  • Tongie
  • 2017/07/04 (Tue) 13:59:13
雪とは厄介なものです。
母が、雪とは戦いだと言ったことがあります。
山中で育ったおいらは、除雪を散々手伝いました。特に父が自動車で出かけますので、自動車が通れるほどの除雪を数百メートルも取り除かなければなりません。

ところで、スキーも滑走中の降雪は厄介です。
晴天でも風圧で目を開けられない状況にはなりますが、雪となればゴーグルが必須です。
ゴーグル、こいつは厄介でした。
まず色のついたレンズの場合、雪の面の凹凸が分かりません。
さらに必ずくもります。
試合の旗門設定コースでは、これらのゴーグルの欠点は致命傷になります。
おいらは透明なレンズを使用しました。透明の方が高価なんですよ。
もちろん当時は外国製の方が断然勝っています。
それでもスタート前のインスぺクションから、くもらないようにタオルに包んで持ちます。
しかし天候によっては、特に天狗山の霧や荒れた天候では、スタートして間もなくくもり始めます。
これは視野がだんだん狭くなって最後はゴーグルを外して放り投げるしかなくなります。

さて、最近のゴーグルではそんな心配は皆無に近い。
ゴーグルの重要性を嫌というほど知るおいらは、突然スキーにおいてもその点は怠りなくやったつもりでした。
重要なことは、くもり難いことと、偏光レンズです。
二重のレンズで偏光、当然高価ですが、ここは妥協できない。

がしかし、誤って眼鏡使用でも使えるという代物を購入してしまいました。画像のものです。
何がまずかったかというと、目からレンズまでの距離。眼鏡用に大きく取られています。
そのため著しく視野が狭いんです。
特にスノーボードが多い場合、視野外から高速で入ってきます。
これはまずい、と。

Re: 視野

  • Tongie
  • 2017/07/04 (Tue) 14:17:15
で、春スキーでもありましたから、際立った悪天候もないかと、取り敢えず偏光のサングラスにしました。

こいつです。もちろん日本製。

これは裸眼と変わらないほどの視野が確保されています。
全く非の打ち所がないほどのサングラスでした。

がしかし、悪天候ではサングラスでは対応できません。やはりゴーグルは必須です。

今のシーズンオフのうちにと、探してみました。
ゴーグルは昔とは異なり、外国製は品質が悪い、というより高価過ぎます。
ゴーグルに限らず、特にアメリカ製ですが、プラスティック眼鏡レンズの品質は悪いですね。

お気に入りは、やはりSWANSです。

Re: 視野

  • Tongie
  • 2017/07/04 (Tue) 14:24:18
という訳で、ファッショナブル・・・カラーリングですが。

ブルー、ブラック、グレー、そしてサファリ、キャメル系の配色を基調として・・・如何にもスキーウェアというのを避けましたが。

ゴーグルは、如何にも、を避ける訳には行きません。

こいつ、可視光透過率が低いのです。もっとその透過率高くしかもレンズの色もいいものが同型であったのです。
がしかし、フレームの色が浅緑しかありません。

んーっ、・・・・僅かに悩みましたが、結局ブルーのフレームに。

Re: 視野

  • Tongie
  • 2017/07/04 (Tue) 14:39:05
ということで、ゴーグル、サングラスで散財です。

スキー板、ブーツなどなど・・・ウェア、グッツ・・・etc
おいらの財力では高級品は買えません。が、かといって安物が嫌いなので、妥協しても妥協しても・・・・
すでに・・・月給の二月分くらいは軽く・・・・!!
スタッドレスタイヤやら、ハンガーなど自動車系に、早割リフトシーズン券などなど、この先も散財は続くことに。

なにより、シーズンに入ってからの交通費、宿泊費などなど・・・
いい歳をして・・・やっちまいましたね。
後戻りはできません。

ヘルメット

  • Tongie
  • 2017/07/02 (Sun) 09:48:43
スキーにヘルメットは要るか?という議論があるようです。
少なくてもレジャーでのゲレンデスキーにおいては、おいらは基本的に必要はないと思います。
おいらが知る限り、スキーで頭を打って、ということは稀だからです。
逆にヘルメットのためにムチウチなどを食らう可能性もあります。
頭よりも首を守る方が重要ではないかと思います。
特に子供の頭はショックにはかなり強い。むしろ脊髄損傷の方が怖い訳です。
何んでもかんでも、欧米ではと来ます。まるで有無を言わせない決め台詞です。
何よりも業界の押しで決まるという点も見逃してはいけないかと。
自動車のシートベルト着用義務も業界のゴリ押しでした。

ところで、おいらはたまにスクーターに乗りますが、ヘルメットは重く面倒な代物です。
ただこれは慣れで、慣れてしまえばそう気になりません。
むしろ悪天候ではヘルメットの機能は有効です。
この度の突然スキーではヘルメットしたことがありません。
スキー用のヘルメットは軽くて通気性もいい様です。だとすれば帽子代わりとしては最適かも知れません。

また、スノーボードは別でしょうね。よく転んでいますし、アクロバット的なアクションも多い。何より後方に転倒することが多い様です。

私のような爺さんは、日焼けにも弱い。
ヘルメットのゴーグル、フェイスガードで万全・・・な筈です。

ただ春スキー夏スキーでは、暑くてたまらない。
この季節こそ日焼けを防ぐべきなんですが。何せ高高度の山での紫外線は下界の比ではありません。

そう、昔子供といえる歳の頃、ポロシャツに通気性の良いニットのパンツ、そしてサングラスだけ。
グローブの着けなかったくらいでした。

Re: ヘルメット

  • Tongie
  • 2017/07/02 (Sun) 10:51:16
ということは、軽い方が断然いい。
繰り返しですが、軽く、暑いときには通気性が良く、寒さにも強いのであれば、安全というよりは、実用上ヘルメットの方が良いということでしょうか。

ただ外した際には邪魔です。

全くの問題、やれグローブだのゴーグルだの、それだけでも邪魔なのに、ヘルメット?
ゴーグルやサングラスは首に下げ、グローブも子供の時のように両方を手から下げる。
実は雪国の子供は両手の手袋は、洋服の両袖を通って長い紐でつながっているのです。忘れない落とさないなくさない、ということです。これですね。
ところが、帽子だけは紐でぶら下げるにも邪魔です。
ましてヘルメット、考えただけでも・・・あーあっ・・・ですね。

レジャーと言えば

  • Tongie
  • 2017/06/27 (Tue) 20:39:57
当然ファッションです。
ただね、スキーの場合、極寒の状況に至ることもあって、伊達の薄着で風邪をひく訳にはいきません。
突然スキーでは、ウェアまで考えていませんでした。春スキーでしたので遭難、凍死などの心配は皆無です。
昔に頂いたウェアがありましたが、上着だけです。寒い日の普段着にしいていました。
下のパンツがありません。
ネットで安売りを買いました。上着2着と購入したパンツが2着です。
春スキーは雨の心配があります。予想通り一度雨に合いました。
二組用意したの理由はこれです。
有り合わせのウェア、耐水圧10,000mmとの表記でしたが、長時間では少ししみ込んできます。

一方、おいらは今のスキーウェアは気に入りません。スノーボード用の方がずーっといい。
来季こそファッショナブルに・・・ということでシーズンが大幅に外れた今、売れ残りが市場に出る時です。案の定出てました。
購入しましたよ。
耐水圧、透湿性はそれぞれ20,000mm/15,000gmというお品物、アメリカ製。アメリカ製は縫製などが雑ですが、性能に嘘がありません。社会的な構造でしょうが、信用できます。
この数値なら、スキーウェアとしてはこれ以上はない、様です。
さらに品質のいい皮手袋も購入。
父があげてしまったものと同等、まぁ少し劣りますが。
革のなめしについては、アメリカとイタリアは信頼しています。
イタリア製です。
何れも届いてみると期待通りでした。
参考のために、
3CS TRANSISTOR MENSと CandyGrind Park Mitten です。
何れも、如何にもといったスキーウェアではありません。
ごく普通の綿パンとジャケットという感じです。
ミトンのグローブも、血行、神経系統に疾患のあるおいらには適切です。手足が冷たいんですよね。

と、いうことで、ファッション編でした。

Re: レジャーと言えば

  • Tongie
  • 2017/06/28 (Wed) 08:32:48
ただ・・・ね。
アメリカ製のSサイズ。175㎝67㎏と日本人の平均的体格のおいらにはちょっと大きい、というより長い。
腕と足が長めです。ただ単に手足が短いだけ、ということにもなりますが。
最近の傾向として、ぴったりフィットの細めのパンツ。若者のプレイヤーが多いスノーボードでは、当然流行、トレンドをどう反映するかでしょう。
特にアメリカは乱暴です。
ケツ半出しになるほどのパンツ下がり。足元で裾がダブつく、爺さんには受け入れ難いスタイルです。
通常なら股下80㎝を少し超える長さは丁度いいのですが、スキーブーツでは少し長い。
特に滑走の度にバックルの締め付けと開放を必要とするおいらには不便です。まぁ数cm、78㎝位だと良かった訳ですが、3,4㎝長くなった程度の違いは、許容範囲でしょうか。
屈んだ姿勢でのバックル調整では、ちょいと裾を引き上げるだけです。
立った姿勢ではジャストサイズ。スキー場を感じさせない綿パンカジュアルスタイル、という意味ではファッショナブル。
ジャケットの袖丈ですが、裾の解放状態で手の甲がすっぽり隠れます。
これも絞ればジャストサイズかな?
このウェアを必要とする気象条件では、素手はあり得ませんので、厚手のグローブを上から被せて使うには丁度でしょうか。
何れにせよ、許容範囲です。

この綿パン的な素材というか、表面処理はいいですね。
色はサファリブラウンと明るいブルー(ディープなスカイブルーでしょうか)のコンビ。
ブルーはジャケットの胴体部分とフードの部分です。ラグランの肩つけの袖や腹部の左右に大きく付けられたアウトポケットはサファリ。パンツはサファリ一色で、普段着にできるほど普通なブーツカットです。
ジャケットも細めで、骨格が華奢なおいらには丁度いいんです。

早い話、お気に入り、です。

そう、思い出しましたが、中学の3年生でしたが、やはりスキーウェアが嫌で綿のスウィングトップのジャンパーでよく滑りました。もちろん旗門セットでは破けてしまう恐れもあり、フリー滑走時だけでしたが。
高校に入ってからは、そんな自由なスタイルは許されませんでした。先輩もコーチも白い目で見るだけでは済みません。そんな時代だったのです。

大きくなって

  • Tongie
  • 2017/06/25 (Sun) 18:25:45
小学生の何年生だっただろう、はじめてニセコにスキーに行った。多分3年生かな?
親がスキーバスツアーに行かせてくれた。
家ではおいら以外はスキーをしないので、一人で参加したんだ。周りは皆大人ばかりだった。
夕方に札幌を出て、ニセコ近くで一泊する。恐らく当時スキー場には宿泊施設がないはず。そして翌朝早くに出てスキー場に到着する。
旅館で昼のおにぎりが配られた。
スキー場に着けば、後はお好きに、だ。
スキー場に着く前にハプニングが起きた。バスが路肩の雪の壁にずっぽりと刺さり込んで、その雪の壁の向こうは崖だ。
脚は後ろの非常口から出た。
スキー場までは歩かなければいけない。
バスはどうやったのかは分からないが救出され追いついてきた。

ニセコの怖さを初めて知った。
猛吹雪だ。全くコースが見えない。
分からないうちにギャップに乗って空を飛ぶことになる。ギャップばかりじゃない。コースに斜度が急変しても分からない。もちろん空を舞う。
どう帰ったのかは覚えていない。
きっとツアーの係員や客はおいらを心配しただろう。当時はニセコといえば本格的な山。
特に1月2月は吹雪まくりなので試合(レース)もない。
ニセコに試合は3月になる。
そういえば、今調べたんだけど、チセヌプリは閉鎖しているようだ。
チセの大回転、と言えばコースが長いことが有名でした。
先の同級生、学校に嘘をついて休み、チセの大回転に出場したことがあります。
試合は日曜だったかもしれません。よく覚えていませんが、翌日の新聞、地方紙のスポーツ欄に写真入りでその優勝が伝えられました。新星現ると大きく出たのです。
彼が全道アルペンにデビューした記念すべき試合でした。

天候が荒れると言えば、小樽天狗山。霧です。東洋のグルノーブルかな

Re: 大きくなって

  • Tongie
  • 2017/06/25 (Sun) 18:35:31
この山、藻岩山のうさぎ平と並んでよく試合が行われました。
現在に至るまで、海辺の街小樽がスキーのメッカであるのはこの山の存在でしょう。
最大斜度が当時としては異例なんです。
恐らく40度は超えます。
当時は35度でも最大の急斜面でしたから、異例というのが分かる筈です。
そう、柴田杯争奪全道アルペン、スラロームです。
現在もそうですが、当時はスラロームの試合が少ない。
殆どの練習時間をスラロームに費やしたおいらたち。
スラロームになると力を発揮します。

ただ・・・・柴田杯は・・・・
霧、霧です。試合が荒れます。

Re: 大きくなって

  • Tongie
  • 2017/06/25 (Sun) 18:46:02
藻岩山は平和です。

一般スキーヤが邪魔で練習ができないレースのために造ったコースなんですが、皆挑戦と言ってやってきます。
当時は、一般スキーヤーには目も眩むコースでしたから、斜滑降で等価的に斜度を下げた形で滑ります。
コースの幅いっぱいにジグザグをしますから、大変邪魔です。
それに比べれば、ほぼ真下に向かって滑走している旗門設定では、今のボードと同じで真横から来るスキーヤーが分かりません。
おいらもいきなり前を横切られ、コースから飛びしたことがあります。

Re: 大きくなって

  • Tongie
  • 2017/06/25 (Sun) 18:54:45
天狗山もそうですが、藻岩もスタートからいきなり壁です。
これはリズムがつかみにくく滑りにくいものです。

スラローム、それも壁に強くなる。

それにしても、小学3年生だったかな?ナイター設備ができたのは。
夜は子供は殆ど居ませんでした。第一子供だけではスキー場に行けない。
おいらは子供の足でも30分も歩けばスキーを着けますし、帰りはスキーを着けたまま家まで着けますから、当然毎夜毎夜スキーでした。

Re: 大きくなって

  • Tongie
  • 2017/06/25 (Sun) 19:06:57
夜はもっぱらこのコースでスラロームです。

一般スキーヤも多く、スラロームしか張れません。
それも多くても30旗門程度だった。

竹の棒を刺すのですが雪の面が硬くて大変でした。
当時は雪の面に穴を開ける道具などありませんから余計に大変です。
当然竹の棒は先端を斜めに切った竹槍です。
これに体当たりをかますわけですから、振れて抜けることもしばしばで、しかもそれが自分の身体を飛び越えて前に出てくることがある。
これで串刺しになったり、失明したり・・・トップレーサーでは長野の栗岩が串刺しになり、岐阜の市村が失明したのが有名です。

本当に大きなけががなくやめることができたのは幸いです。

Re: 大きくなって

  • Tongie
  • 2017/06/25 (Sun) 19:18:56
スキーをやめると決めた後、すでにリフトも止まって殆ど誰も居なくなった藻岩を、スキーを担いで登り、何度か滑った後、上から一気に滑ってスキーを外し、振り返ってコースを再度眺めました。
その時、心で、藻岩山ありがとう、雪よありがとう、スキーよありがとう、と叫んでいたような記憶があります。

おいらは2,3歳でスキーを着けたそうです。それから十数年の間最も長い時間を過ごしたスキー場です。

写真に夢中になったのはその後でした。

藻岩山

  • Tongie
  • 2017/06/17 (Sat) 18:02:52
懐かしく、おいらのホームゲレンデをグーグルマップで見てみた。競技専用に造ったはずのFコース。確か38度くらいの傾斜があったはず。
急斜面に挑戦しようと一般スキーヤーも入り込んで来た。

そう、雪友荘。伊藤さんという老夫婦が営んでいた。
この夫婦に子供はなく、二人とも死んでしまった後、従兄弟だか何かの人が住み着いて、ラーメンなんかを出していたらしい、という噂があった。事実は否かは分からない。
別なブログに、アルペンスキー小僧のメッカとあった。古い人なのだろう。確かにそうだったかもしれない。

前に道路の丁度向かい側に、藻岩スキークラブというのがあって、これはスキー選手、鈴木謙二氏の父、謙太郎氏が主宰していた。
スキークラブといっても、スキー用具などを置かせてくれる小屋があっただけ。
でもこの小屋、確かストーブもあって、夏も冬も大いに使わせてもらった。
謙二氏が、札幌柏中学、北海高校と学んだため、両校のスキー部は皆用具を置いていた。
これは大いに助かる。重たいスキーも何もかも置いていける。

雪友荘、30歳を過ぎたある夏、札幌に行った際に行ってみた。
まだ老夫婦の夫人は健在で、いつものようにロックチェアに腰かけていた。
このご婦人、この山で育ったスキー選手はみな知っている。
中体連(公益財団法人日本中学校体育連盟)のスキー優勝者は必ずここから、だった。
もちろん鈴木謙二氏も。
謙二氏はその後北海高校でインターハイも2冠に輝いたはず。

Re: 藻岩山

  • Tongie
  • 2017/06/17 (Sat) 18:23:06
どうもFコースは、ウサギ平コースと正式に言っているらしい。
もちろんおいらの頃もうさぎ平と呼んでいた。
うさぎ平を滑ったというのが一つに自慢になるくらいだった。
35度と書いてある。
この壁は長い。反対斜面も同じくらいに斜度だった。
コースはすり鉢状に細くなって、そこからの緩斜面も長い。
レースには良いコースだった。これに下の方に小壁があり、コースにねじれがあれば最高だな。

Re: 藻岩山

  • Tongie
  • 2017/06/17 (Sat) 18:38:26
この山の麓には、札幌の主要道路、国道230号線が走る。
昔はその国道までスキーを着けて行けた。
最後、国道に出る前に砕石の採石場跡地があった。
今はすっかり整備され、画像のようになっている。
そこに雪が被って、絶壁スキー場になる。40度を超える斜面を滑る。とは言ってもこれは誰でもできる訳ではない。
大人はやらない。危険を知っているからだろう。
小学生だけだったけれど、そこを滑れる奴は、おいらの他に一人しかいない。
小学校が違うので、名前は知らない。こまっしゃくれたチビだけれど、スキーは上手い。
多分俺よりも上手い・・・・・

で、こいつ中学で同級生になった。
一気にな仲良くなって、スキー部仲間に。
こいつはおいらとはレベルが違う。17歳でスキーをやめた俺と、同じ歳にナショナルチーム入りを果たしたそいつ。
今となっては・・・・・僅かな違いか?